2013年4月30日火曜日

産経新聞: 京都府立医大病院、同社医薬品の取引停止

【ノバルティス社の降圧剤研究問題】
京都府立医大病院、同社医薬品の取引停止

2013.5.24 11:25
 京都府立医大(京都市)など5大学による降圧剤「バルサルタン」(商品名・ディオバン)を使った臨床研究に、同薬の販売元の製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京)の社員が身分を明示せずに加わっていた問題で、府立医大付属病院は23日、同社との医薬品取引を当面の間、停止すると発表した。
 同病院は、患者の状態によって同社の医薬品が必要な場合や同社の医薬品の使用を希望するケースは柔軟に対応するという。同病院は年間で約3億円、30~40種類の医薬品を同社から購入している。
 同日、記者会見した北脇城副院長は「迷惑を受けたので同社へ抗議する。病院と同社との癒着がないことを示したい」と述べた。
 府立医大は問題の臨床研究について、検証チームを設置して調べている。

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