2013年4月30日火曜日

MT Pro: KYOTO HEART studyを“自己申告違反”と結論 日本医学会利益相反委員会が会合


[2013年5月27日]

KYOTO HEART studyを“自己申告違反”と結論

日本医学会利益相反委員会が会合

 アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)バルサルタンのKYOTO HEART studyをめぐる利益相反の問題を受けて,日本医学会は5月24日に東京都で利益相反委員会を開き,日本循環器学会が論文を撤回した同試験の2報に利益相反の申告違反があったとする同学会の調査結果を踏まえ,これを申告違反と判断した。再発防止に向け,2011年に公表した日本医学会の「医学研究のCOIマネージメントにかかるガイドライン」のうち,利益相反の開示内容や申告期間などを改訂する方針を決めた。同日開いた記者会見で,同委員会委員長の曽根三郎氏(JA高知病院院長)が明らかにした。なお,記者会見には同医学会会長の髙久史麿氏の他,日本循環器学会代表理事の永井良三氏(自治医科大学学長)も出席し,同学会が日本医学会に報告した調査結果を明らかにした(関連記事)。

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