2013年7月5日金曜日

TBS NEWS: ノバルティス論文不正問題、5大学に11億円超 寄付


ノバルティス論文不正問題、5大学に11億円超 寄付


ノバルティスファーマ社の高血圧治療薬の論文不正問題で、会社側は臨床研究を行った5つの大学の研究室へ総額11億3000万円あまりを寄付していたことを明らかにしました。

 これは論文不正問題の原因究明などを検討する厚労省の委員会で会社側が明らかにしたものです。それによりますと、ディオバンの臨床研究を行った慈恵医大など5つの大学の研究室に会社側が行った寄付は、2012年までの11年間で総額11億3290万円に上るということです。また、大阪市立大学の講師の肩書きで5つの大学の論文のデータ解析を行っていたノバルティス社員が大学側の会議に出席する際の旅費はすべて会社が負担するなど臨床研究の費用や人材が会社側の丸抱えだった可能性が高まっています。

 委員会では研究に関与した元社員と論文の責任者から直接ヒアリングをすることを決めました。(09日22:50)

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